大掃除の時、何人かのスタッフから
「もうラインテープは止めましょうよ…」という提案がありました。
理由を聞くと、「剥がれたりしてみっともないし、ペンキ塗りの時も剥がすのが大変…」とのこと。
確かに各工場、みんな苦労してスクレーパーでカリカリやっていました…
(んん… どうしたものか…)
区画は必要です。
工場内の整頓の為にも、“区画線”でもって「定置」位置を定めるのは必須だと考えていました。
でもリフトや人の通路、物の置き場等々、細かくラインテープで区画したが為に、反って「窮屈」になってしまっていた気もします…
当社のようなスペースに限りのある小さな工場では、その時々の生産状況や物量を踏まえ、ある程度の柔軟性をもってフレキシブルにレイアウトを変更していく必要もあります。
「じゃあ、最低限必要な区画ってなんだろうか?」
「まずは人の歩く“通路”じゃないですかね…」
ということで、

こんな感じで「マット」を敷いてみました。
これなら「通路」は明らかに区画できますし、大掃除やペンキ塗りの時なんかもクルクル巻いてしまえば簡単に片付きますね。

通路を区画することによって、「作業する場所」「物を置く場所(置いてはいけない場所)」もはっきりしました。
まだ敷いたばかりですので、このマット自体の耐久性だとか良し悪しはこれからですけどね…
とりあえず歩行者通路の区画はひと段落。
各5S推進委員と管理者の方々お疲れさまでした。
今後は細かく区画することで窮屈になって、逆に不効率を招く羽目にならないように、日々整理整頓を心がけていきたいものですね。