嫌い・・・

 

 

 

 「嫌い」というとちょっと言葉が強いかな・・・

苦手というか、基本的には関わりたくない・・なんて思っているんです。

特にこれまで実害があった訳でもないのですが、人から聞いた話だったり、その手の方とお話しした時の私の勝手なイメージだったり・・・

まぁ全部が全部ってことじゃなくて、中にはそうでない会社、そうでない人物もいるんでしょうけど。

でも私にとっては「不要」です。

あ、一応「今のところは」とは付け加えておきますね。。。

 

 

 コンサルタント

 

 企業の様々な課題に対し、専門的な知識や経験を基に助言や指導を行って改善をサポートする人(法人)のことです。

ごめんなさい。

結構です。。。

 いや、こう言うと私が「人の話を聞かないワンマン経営者」の様に捉えられてしまいそうで嫌なんですが、決してそういう風では無いと思いますよ。

と言うか、むしろ私は人の話をよく聞く方だと自負しています。

なんて自分で言うと、余計に怪しまれそうですね・・・

 

 ただただ単純に「無責任だよなぁ・・・」と思っているだけです。

百歩譲ってそれをちゃんと生業として、それ一本でご飯が食べていけている人は、その限りではないのかも知れません。

でも時々いるんですよね、胡散臭い「コンサル紛い」みたいな人。。。

いやもう話しだして数分でプンプン匂ってくるんですよ、インチキ臭が・・・

 良かれと思って言ってくれているんでしょうけど、申し訳ない位に何も入って来ません。

ただ誰かの受け売りみたいな提案や、どこかの成功事例の押し売りみたいな話なんか、聞くだけ”時間のムダ”に思えてしまうんです。

 

 「理想」は大事です。

「在るべき姿」を見据え、「現実とのギャップ」を埋めるために努力する事が、人や企業の成長には欠かせないものだと思っています。

でもその為には実態を知る事が必要ですよね。

そうなった経緯もあるはずです。

その本質を知りもしない外野が、理想論を振りかざして小手先でごまかす様なコンサルティングに、私は全く価値を感じません。

 

 それに、もしそれで成果が得られなかった時、その責任の所在ってすごく曖昧じゃないですか・・・

超えるべき壁が高い、或いはその問題の根が深い様な時こそ、全責任は自分が負うという強い使命感や、退路を断って突き進むという覚悟が必要なはずなんです。

それが無いなら、口を挟む権利なんて無いと思うんですよ。

 もちろん当社にも、様々な課題があります。

もしその解決に一緒に取り組む決意があるのであれば、まずは当社に入社してください。

まず話はそこからだと思うんですけどねぇ。。。

 

 

 信用調査会社

 

 以前ある取引先の方との会話の中で、某信用調査会社の話になりました。

そこのデータベースにある当社のデータが、ちょっと異常だったんだとか・・・

詳しく聞いてみると、どうも20年くらい前の従業員数や売上高だったり。。。

それを今の当社の事業規模に照らしてみれば、そりゃあ異常な値になりますよね。

って言うか、そんな古い情報を”売る”って、逆にその信用調査会社の信用に関わるんじゃないか・・なんて思ってしまいます。

 

 そもそも彼らが持っている企業情報の正確さなんてそんなものです。

調査の仕方だって、電話でちょっと聞いて回るだけってことがほとんどですからね。

実際その調査会社がどこまで裏取りしているのかは知る由もありませんが、そんな真偽不明で正確さに欠けた企業情報を売る方も売る方ですが、買う方もどうなんだ?って感じです。

業種によっては与信管理やマーケティングに必要なのかもしれませんが、それ”ありき”では逆に見誤ってしまうことも多いんじゃないでしょうか。。。

 そもそも人のとこの内情を嗅ぎまわって、勝手にランクを付けたり情報を売ったりするのなんて、どこかの三流ゴシップ誌とやってることは変わらないじゃないですか・・・

 

 人を評価する時には、私は3つの視点が必要だと思っています。

  1. これまで何をしてきた人か
  2. 今現在何をしている人か
  3. これから何をしようとしている人か

つまり「過去」「現在」「未来」です。

そしてこの信用調査会社のデータベースにあるのは、1だけのはずなんです(少なくとも当社の場合は)。

 もちろん実績(過去)は大事だと思います。

既に結果として出ているわけですから、数値的に評価もし易かったりしますしね。

でもだからと言ってそれだけで評価を下したり、判断したりしていいんでしょうか・・・?

それって、例えば「学歴」や「資格」だけで人を採用するのと同じだと思うんです。

そんな採用活動なんて、九分九厘失敗に終わるのは見えていますよね?

 

 私自身色々な人に会ったり、様々な企業さんを訪問させて頂いたりすることがあります。

そんな時に私が意識的に見るのは、働いている社員の方たちの顔つきや、掲示板に掲示されている掲示物などです。

もちろんその会社の製品も見ますし、トイレや食堂なんかも可能であれば見せて頂いたりもします。

経営者や担当者の方との会話も大事ですが、私はどちらかと言うと2と3に軸を置いているつもりなんですよね。

だって1を経ての2であり、2があってこその3ですから、私にとってはそれで充分。

私は自分で見聞きしたもので判断したいので、過去にだけフォーカスしてジャッジを下すというのはどうも馴染まないんです。

 

 

 最近、某信用調査会社から調査依頼の電話があったそうです。

どこかは分かりませんが、当社の情報を得たい企業さんがあるとのこと。。。

まあ適当に答えることもできるんですけど、なんかやっぱり嫌なんですよね・・・

 もし何か知りたいことがあるなら、調査会社とか使って陰でコソコソしていないで、直接アプローチしてきてくださいな。

もちろん「全部開けっぴろげ」にはできませんが、可能な範囲でお答えする事はできますよ。

そしてそうでなければ、当社の2と3は知り得ません。

不正確な信用調査会社のデータベースの数値より、余程有益だと思うんですけどねぇ。。。