’23年7月「ランチの日」

 

 

 今回は毎月恒例「ランチの日」の報告です。
今月は今週の木曜日、7/27日に開催しました。
またまた月末近くになってしまいましたが、なんとか無事に開催する事が出来て良かったです。

 前回も書いた通り、毎年7月のメニューは「冷やし中華」に決まっています。
流石に毎日この暑さじゃ、熱い食べ物は敬遠したくなりますよね?
やっぱりこういう時期は冷たい麺をツルっと食べたくなるものです。

 今回から開催形態を少し変えてみたり、昨年の反省を踏まえてちょっと一手間加えてみたりと、開催する度に少しずつ変化を加えて進歩してきたランチの日。
早速調理の様子からご紹介したいと思います。

 

 

 レシピ

 

 乗せる具材に変更はありません。
強いて言えば、昨年に続いてハムではなく鶏ムネ肉のボイルにしていることぐらいでしょうか・・・
いつもの様に、前日の夕方から仕込みを始めました。

 

 

 最初は鶏ムネ肉のボイルから。

 まずは皮を剥ぎ、厚さが均等になる様に切り込みを入れて開いていきます。
前回はこの厚さを均等にするということをやっていなかったせいで、火の通りにムラがあったんですよ。
だから今回は分厚いところに切り込みを入れて、均等に火が通るように開くことにしました。

 開いたムネ肉は、フォークをブスブスっと突き刺して穴を開けておきます。
タンパク質が熱によって縮み、肉が固くなってしまうのを防ぐ為です。
穴を開けたムネ肉はバット並べ、砂糖を振り掛けてしっかり揉み込んでから、少し置いておきます。
この「砂糖を揉み込む」行為も、肉を柔らかくする為です。
砂糖には水分を抱え込む性質がある為、揉み込んでおくことで柔らかくジューシーな肉になるんだそうです。。。

 

 前回は忘れてしまっていたネギと生姜も、今回はちゃんと準備しましたよ!

 

 

 ネギの青い部分だけを適当に切り、薄切りにした生姜と一緒にムネ肉をボイルしていきます。
入れたのは酒と塩が少し。
それでもすごくいい匂いで、これをつまみにビールを飲みたくなってしまいました。。。

 

 

 ボイルしたら、あとは手で裂いていくだけです。
今回はきれいに火が通っていました。
一手間掛けた甲斐がありましたね。。。

 因みに今回ムネ肉は3Kg準備しています。
前回は4Kgやったんですが、結構余ってしまった記憶があるので、今回は1Kg減らしました。
とはいえ3Kgですから、裂いていくのもまあまあ時間が掛かります。
残りの作業は翌朝に回し、エビと錦糸卵に取り掛かることにしました。

 

 

 錦糸卵は玉子20ヶ分です。
それだけの量ながらも薄く作らなければならないので、枚数も凄い数に・・・
しかも焦げが付かない様に弱火で作るので、相当時間が掛かっていましたね。
私には苦手な部類の調理です。。。

 続いてエビのボイルに取り掛かります。

 

 

 下ごしらえとしては、殻を剥いてから背ワタを取り、酒に浸しておきます。
で、沸騰したお湯に投入してボイルするだけです。
たまたま食堂にやってきたスタッフが
「えっ!?真面目に背ワタまで取ってるんだ」
と言って驚いていたそうです・・・
そうそう、私たち意外に真面目に作っているんですよ。。。

 

 日が変わって当日、朝一から調理の続きに取り掛かっていきます。

 

 

 手分けをして、トマトにきゅうり、きくらげなどの具材を刻んでいきます。
トマト切り難かったなぁ・・・
そろそろ包丁も研がなければならない感じ。。。

 

 

 大量のもやしを茹で、前日ボイルしておいたムネ肉も一つ一つ手で裂いていきます。
この辺りで時間が掛かり過ぎていることに気付き、少々焦りだしてきました・・・

 

 

 第一陣が食堂に来る直前、無事具材の準備も整い、麺も茹で上がりました・・・
あとは一人ずつ綺麗に盛り付けていくだけです。

 第一陣が食べ終わるかどうか位のタイミングで、第二陣用の麺を茹でだします。
結構休む間もなく動いていたので、汗だくになってしまいました。。。

 

 

 実食

 

 

 出来上がるとこんな感じ。
彩りも良くておいしそうですよね?
はい、もちろんからしとマヨネーズをたっぷりかけて頂きましたよ!

 麺にはこだわりがあって、毎年同じメーカーの中太麺を買ってきています。
ツルっとのど越しも良くて、とっても美味しいんです。
今回なんて44人前も麺を準備していたのに、ほとんど無くなってしまいました・・・
来年の7月もこれに決まりですね。。。

 

 食べたみんなからは
「肉が凄い柔らかくて美味しかったです!」
「錦糸卵って買ってきてるんですか?」
「食べ過ぎて昼から眠たくなりそうです・・・」
などなど、今回も好評をいただきました。
嬉しいですねぇ・・・
そう言ってもらえるから「次はもっと旨いものを作ろう!!」って思えるんですよね。

 

 

 そうそう、今回のランチの日から、部門ごとの昼食を辞めることにしました。
各部門内でA/B/Cに班分けをし、A班は11時45分、B班は12時10分、C班は12時35分スタートにしたんです。

 そもそもランチの日の目的は、日々頑張ってくれているみんなに感謝の意を表するということもあるんですが、一番は「部門の垣根を越えたコミュニケーションの場」を作ろう・・・ということだったんです。
 当社は工場が二棟あり、それぞれの工場に食堂があるので、普段は自分の職場の食堂で昼食を取っています。
でもそれがなんだか「別の会社」みたいで寂しいな・・・なんて思ったことが、ランチの日を始めるきっかけでした。
同じ会社なのに、別の工場のスタッフだと、話したことも無いどころか、名前と顔が一致しないなんて人もいたくらいです。。。

 だから最初は班分けなどもせずに、部門なんかも関係なく、みんなが次々と自分のタイミングで食堂に来て、喋ったことの無い人とも机を並べて食事をしていたんです。
正に「同じ釜の飯を喰う」というヤツ。
そんな場が欲しかったんですよ。
でも新型コロナの流行以降、厳に密を避ける必要に迫られ、部門ごとの班分けが定着してしまっていました。

 ただ前回のランチの日の時、あるスタッフから
「そろそろ部門ごとの食事じゃなくて、前みたいにごちゃ混ぜでやっても良いんじゃない?」
なんて声が上がったんです。
「それもそうだよね・・・」
ということで、今回からこのスタイルになりました。
初心を忘れてはいけませんね。。。

 

 ということで、今回は「ランチの日」の報告でした。
今回も「大成功」ということで良いと思います。
反省点?
まあ、敢えて言うならキクラゲが少なかったことくらいかな。。。
次回は買う量を見直すようにしたいと思います。

 毎年のことですが、8月はお盆休みもある加減でランチの日は一休み。
次は9月の予定です。
また開催したらこちらで報告させて頂きますね!

 

 

 

 

 

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