成長の糧

 

 10月から新しい期が始まり、「今期もがんばるぞ!!」なんて意気込んでいたのも束の間、早々に激しくつまずいてしまいそうです・・・
こればっかりは誰が悪いとかそんな話ではないので、仕方ないと言えばそうなんですけどね。。。

それにしたってタイミングが悪いんです。

 もともと余剰人員なんて居るはずも無く、その上異常なほど積み上がった注残を抱えて迎えた今期。
一人でも欠員が出ると、それこそ他のスタッフがどれだけ頑張ったってなかなかフォローしきれるものではありません。

 まあこういう局面は、もう開き直ってやるしかありませんね。
初っ端から予定外の壁にぶち当たっちゃった感じですが、とにかくみんなで協力して、一歩でも半歩でも仕事を前進させていかなければなりませんから。。。

 

 

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 7月の終わりから9月の初旬に掛けて、当社も新型コロナウイルスに感染したり、或いは家族が感染して濃厚接触者になってしまったりで、常に何名か欠勤者が出ている状態でした。
確かここ愛知県も、その頃が感染者数のピークだったんじゃないかと記憶しています。
2万人とか超えてたんじゃないかな・・・

 でも9月上旬にはようやく新型コロナウイルスによる欠員もいなくなり(1名だけ胆嚢炎による長期離脱者はいますが)、遅れてしまった計画を挽回すべくみんなで頑張っていました。
実際この9月は、数字的には過去一番くらいの売り上げとなりましたので、それは正にスタッフのみんなの奮闘の成果だと思っています。

 で、気持ちも新たに迎えた10月。
残念ながら、再び感染者が出始めてしまいました・・・

 第二週(先週)の木曜日くらいから体調不良を訴える人が数名あり、早退して病院に行くと「すみません・・・陽性でした・・・」という人が続出。
そんな感じで、先週は溶接のチームの内1/3のスタッフが欠勤する事態となってしまいました。。。

 いや、これだけ欠員があると、正直手の打ちようがありません。
生産にも甚大な影響が出てしまいます。
部長や課長も作業応援に入って回してくれていましたが、それでも一人で二・三人分出来る訳じゃないですからね・・・

 幸い今は隔離期間も以前に比べれば短縮されていますので、来週の月曜にはみんな出勤できるそうです。
ホッと一安心・・・
これでまた少しずつでも挽回できるかな。。。
そう思っていたら、昨日別のスタッフの奥さんが新型コロナに感染したと判明らしく、濃厚接触者という事で早退していってしまいました。
困ったなぁ・・・
早いところ有効な治療薬が出来て、「薬を飲めば治る」病気になってくれると良いんですけどねぇ。。。

 

 

 スキップ

 

 そんなわけで、8月以降は毎月恒例の社内イベント「ランチの日」も開催できていません。
まあ8月は毎年日程の都合で開催していませんでしたが、9・10月も続けてスキップすることになってしまいました。
残念ですね・・・
 これまでも市中の感染状況を見ながらスキップしたことはありましたし、こればっかりは仕方ないです。
無理に開催して、社内で感染を広げてしまってはいけませんので。。。

 3年前から、毎年9月は「冷やし月見うどん&サラダ巻き」でした。
そう、「中秋の名月」にちなんでの「月見うどん」。
これは7月の「冷やし中華」と並んで、定番の季節メニューだったんです。
来年は無事開催できると良いんですけど・・・

 これで社内のコロナ感染者が落ち着いて来れば良いな・・・と切に願っています。
生産への影響ももちろんですが、やっぱりこの「ランチの日」って、当社のカラーを体現した、正に名物の恒例行事ですからね。。。
仕方ないとはいえ、こういうことで中止になってしまうのは本当に残念です。
 そういえば、この夏に入社したスタッフなんかは、まだ一度も「ランチの日」を体験していないんですよね。。。
もちろん状況次第ではありますが、来月は開催したいなぁ・・・

 開催できるとしたらどんなメニューにしようかな?
久しぶりだし、新メニューとか考えてみても良いかも・・・
最近やっていない「揚げ物」とかもありかも知れませんね。
無事開催できたら、また改めてこちらでご報告させて頂きます。

 

 

 ということで、新型コロナの感染者が出てしまい、期首早々にバタバタしている当社の現状でした・・・
でもこういう困難な状況を乗り越えてこそ、また強いチームに成長できるというものです。
 いなくて初めてその人(その仕事)の”大変さ”が分かるなんて事もありますし、こういう局面に備えた人の育成(多能工化)だったりもあると思います。
 その人にしか出来ない、分からないなんて「属人的」な仕事の仕方をしていれば、こんな時にはすぐに行き詰ってしまいますので、日頃からコミュニケーションをとりながら情報の共有を図ったり、業務の標準化を進めたりもしなくてはいけません。
 今回のことを糧に、更に「強い現場」に成長できると良いなぁ・・・と思っています。