
前回のランチのブログでも触れましたが、今週から某WEBサイトで当社の求人広告が掲載されています!!
前回の求人が”不発”に終わってしまったこともあって、今回は写真も撮り直して記事も一から作ってもらいました。
社員インタビューも追加していたり、ずいぶんグレードアップしています。
ひょっとしたら、その求人広告 ⇒ 当社のホームページ ⇒ このブログ というルートでここに辿り着いた方もいらっしゃるかも知れませんね。
なので今回はその求人広告に載っていないことや、それを補完するような内容を書いていきたいと思います。。
背景
今回の求人の背景ですが、まず一つ目は「前回の求人が上手くいかなかった」ということがあります。
前回の求人は、今夏に帰国する外国人実習生の工数不足を補う目的でした。
でも応募数もこれまでの求人の実績から想像していたよりも少なく、結局採用には至りませんでした。。。
担当営業マンに聞いたところ、やはり一年で一番求人活動をする企業数が多い時期だったことに加え、コロナ後を見据えた求人が非常に多かったそうです。
つまり競合が多かったので、当社の求人が埋もれてしまった...ということなんだとか。
でもこちらもそれなりに費用をかけてやっていますので、会社的にもまあまあ痛かったんですよ。。。
なので「今回は失敗できない!」という思いで、あらためて取材からやり直してもらうことになりました。
もう一つの背景は「急激な仕事量の増加」です。
一応ここは”公の場”と認識していますので、細かな業績などを明かすつもりはないですが、実際6月に入ってから受注環境は一変してしまいました。
しまいました なんて言うと悪い話みたいですが、受注量が増えること自体はもちろん喜ばしい限りなんですよ。
”原材料費の暴騰”などもあって、手放しに喜んでいられる状況ではありませんがね。。。
ただ急激な受注量の増加に、生産が追いついていっていないのが実情です。
製造や管理のスタッフも急激な仕事量の増加で、業務負荷が増えてきてしまっています。
だから今回は、帰国する実習生のマイナス分の補填以上のスタッフを募集しなければならない...ということなんです。
でも複数名を同時期に採用するということは、入社される方にとっては「同期がいる」ということなので、良い部分がたくさんあると思います。
中途採用ってその都度採用していく感じだと思うので、一人だけ...ってパターンが多いですからね。
仕事の内容
私たちは「板金加工の総合メーカー」です。
「鉄板を切ったり曲げたり、くっつけたりする仕事です!」という感じで求人広告には掲載されていました。
全くの未経験の方にも分かり易いように...という編集の方のご配慮でしょう。。
広告では文字数の制限なんかもありますから、詳細に書けないのは仕方ない部分もあります。
そこでもう少し具体的に、私たちの仕事がどういうものであるか紹介していきますね。
「板金」という仕事は、自動車板金だったり建築板金だったり、いろいろな種類の板金があります。
私たちの仕事を強いてカテゴライズするなら「工場板金」とか「機械板金」というものになります。
文字通り「鋼板を加工して様々な部品を製造する仕事」です。
いわゆる「鉄工所」をイメージしてもらえれば良いかも知れませんね。。。
もう少し細かくいうと、薄い板を使用して高精度の製品を作る「精密板金」と、厚い板を使用して大きくて重い製品を作る「製缶」の中間のレンジの仕事。
使用する鋼板の厚さは、2.3mmくらいのものが多いです。
例えばダンボール箱をイメージしてください。
あれってゴミに出したりするときなんかは、バラして平らにしますよね。
板金の仕事はその逆の作業。
一枚のシート材(鋼板)からいろいろな立体構造物を作るんです。
ダンボール箱はダンボールシートを「切って」「折り曲げて」「くっつけて(組み立てて)」出来ていますよね?
それを私たちは鋼板を使ってやるんです。
鉄板を使って、大きな「折り紙」を作るみたいな感じ。
イメージできましたでしょうか?
私たちの製造した部品は、基本的にお客様の方で組み立てられ、様々な最終製品となって世の中に出ていきます。
でも普通に生活している中では、それらの製品を目にすることは少ないかも知れません。
だって機械の部品はどこかの工場の中に据えられますし、設備関係なら敢えて人目に付くところではなく、建物などの施設内に設置されますので。
特殊車両向けの部品なんかは、時々見かけることもありますけど。。
だからゼネコンさんの仕事みたいに「地図に残る仕事」のような派手さはないです。
だけど私たちの造る部品で構成された最終製品は国内外に行き渡り、世界中のモノづくりの現場や人々の生活を支えているんです。
そういう風に考えられると、ちょっとしたロマンを感じられるかもしれませんね。
ボロは着てても心は・・・
場所は田舎の準工業地域、建物も”立派な工場”というよりは、見るからに”町工場”といった風情です。
現に初めてお越しになる方は「いやぁ..迷ってしまいました」なんてこともよくあります。
そして 応募 ⇒ 書類選考 ⇒ 面接 と選考のステップは進みますが、この面接に連絡も無しに来られない方もたまにいらっしゃるんです。
それは凄く残念。。。
これは私の推測ですが、おそらくそういう方は事前に下見に来られたり、今どきならグーグルマップのストリートビューで調べたりして、建物の”外観”で会社の良し悪しを判断されているんだろうなぁ...という気がするんです。
いやもったいない。
損してますよ、そこのアナタ。。
一歩当社の中に入れば、全く違う印象を受けるはずです。
ここで私が何を述べても客観性に欠けると思いますが、実際当社に足を運ばれた方が言うには
「よく管理された職場ですね」
「最新の設備ばかりで凄いですね!」
「すごく活気があって良い雰囲気ですね!!」
という印象だそうですよ。
つい先日ご来社されたあるお客様の管理職の方は、現場のスタッフがタブレットでピコピコやっているのを見て
「この規模でここまでやっている会社なんか、他にはなかなか無いと思いますよ!」
なんておっしゃっていました。
一昨年には数十社の同業者の方が工場見学にいらっしゃいましたし、海外からも数社見学にお越し頂きました。
そして皆さん”外見”とのギャップに驚かれます。。。
そんな会社、ちょっと興味が湧いてきません?
今おかれた環境で、やれることは全てやろう...
まだ道半ばですが、日々そういう志で改善活動に取り組んでいます。
そして近いうちに「社員みんなが誇りを持てる」様な工場を建設しよう...そんな野望も密かに抱いているんです。
そういう意味では「出来上がった会社」というより、私たちはまだ「これから成長してく会社」。
そこに共感できる方と出会えるといいなぁ...と思っています。
今回の求人広告は、結構長い期間掲載されるはずです。
ひょっとして良い縁にたくさん恵まれたら、早めに切り上げてしまうかも知れませんが。。。
なのでその掲載期間中、こちらのブログでも社内の写真とかを織り交ぜて、もうちょっと具体的な仕事の内容なんかを紹介させて頂こうかと思っています。
先輩社員インタビューなんかもやってみようかな...もちろん写真付きで。
みんな嫌がるだろうけど。。
モザイクとか目隠し入れたらOKかな・・?
でもそれじゃあウチでなんか事件があったみたいになっちゃうしなぁ。。。