’22年6月「ランチの日」

 

 

 今回は、当社毎月の恒例イベントである「ランチの日」の報告です!
今月は6月22日(水)に開催しました。
今回のメニューは、およそ1年半ぶりとなる「麻婆飯」。
そしてサイドメニューにはなりますが、今回は初挑戦となる「ワンタンスープ」も作ってみました!!

 

 

 仕込み

 

 

 いつもの様に、前日となる21日の午後から総務のスタッフに買い出しに出掛けてもらいました。
食材としてはザッとこんな感じです。
麻婆豆腐ですから、まあやっぱりメインは豆腐ですよね。
たしか20丁ぐらいあったかな・・・
あとは豚挽肉とネギくらいです。
今回は食材的には至ってシンプルな構成。
 でもよく考えてみたら、ワンタンスープも具材は挽肉とネギ。。。
料理自体は全然違うとはいえ、具材が同じとなるとやっぱり被り気味な気もしなくもありません。
(ワンタンスープのチョイスは誤ったかな・・・)
若干の不安は感じましたが、もう買ってきてしまっているので後戻りはできません。
開き直ってやるしかないです。
ということで、また夕方から仕込みを開始する事になりました。。。

 

 

 麻婆豆腐については前日からやることはありませんので、この日はワンタンだけを作っておくことにしました。
「出来合いの物買ってきちゃう?」
最初はそんな話も出ましたが、
「やっぱり手作りした方が美味しいはず!!」
ということになり、一つずつ手作りすることになりました。

 挽肉とみじん切りにしたネギをよく混ぜ、塩とコショウで軽く味付けをします。
包んで茹でてみなければ味の具合が分からないので少々不安でしたが、スープにも当然味付けをしますので、このタネ自体は薄く味付けしただけです。
 あとは買ってきた市販の「ワンタンの皮」に包んでいくだけ・・・
ああ、さすがに皮まで手作りとはいきませんでしたので、ここは市販のものを使いました。
 包み方はいろいろあるみたいですが、数が数なのでシンプルな形にしています。
30枚入り×3袋なので、合計90ヶ。。。
以前餃子もランチで作ったことがありましたが、餃子よりはまだ簡単だった気がします。
 包んだワンタンは、小麦粉を敷いたラップにどんどんのせていきます。
最初の方は量的な部分が心配だったので、タネが少なめのワンタン。
最後の方はタネが余りそうだったので、具がパンパンに詰まったワンタン・・・
まあ手作りなんだから、これくらいのバラツキは仕方ありませんよね?
ワンタンが完成したところで、前日の仕込みは完了です。

 

 

 麻婆豆腐

 

 

 当日も朝から手分けをして調理に掛かります。
総務のスタッフには、朝からお米を研いで炊いてもらったり、ワンタンスープのスープ作りをお願いしました。
今回は宗教上の理由で豚肉を食べれない人や、体調不良で参加見合わせの人がいたりしましたので、お米はいつもより少し少なめの3升。
とは言え3升ですから、今回も2回戦でお米を炊かなくてはならないので大変です。。。

 私は私で、朝一から麻婆豆腐の調理を開始。
まずはネギをみじん切りにしていきます。
今回のネギもなかなか攻撃的で、刻みだして直ぐに涙がポロポロ・・・
「口呼吸をすれば良い」なんて聞いたことがあるんですが、全然ダメでした。
やっぱり私はネギとか玉ねぎは苦手です(食べる分には大好きなんですが・・・)。
「次回こそは絶対にゴーグルを準備する」と、硬く心に誓いました。
 次に刻んだネギと挽肉をフライパンで炒めていきます。
にんにくと生姜、あとほんの少しだけ豆板醤を入れて、軽く炒めるだけです。
極端に辛いものがダメなスタッフが数名いますので、今回の麻婆豆腐もほぼ辛さ「ゼロ」仕様。
もちろん辛いもの好きの方の為に、後入れの辛味調味料も準備しています。
 具材を炒めたら、沸かしておいた鶏ガラスープに投入して味付け。
酒、砂糖、醤油、甜麺醤(テンメンジャン)、オイスターソースで味を調えていきます。
量はアバウトなので、再現性は低いです(一応レシピには目を通していますが・・・)。
最後に豆腐を大きめに切りながら投入。
写真では色の感じからかなり辛そうに見えるかもしれませんが、私的には「全く辛くない」レベルですよ。
 少し煮込んだところで、弱火にして水溶き片栗粉を混ぜ入れていきます。
毎回このとろみ付けが思うようにいきませんので、今回はいつもよりかなり多めに入れてみました。
最後にもう一度強火にして煮立てたら、火を止め、最後に香りづけにごま油を入れたら完成です。

 

 

 ワンタンスープの方は、一度に全員分を作るとワンタンが溶けてドロドロになってしまいそうな気がしたので、その都度人数分を作る事にしました。
3グループに分かれて、30分程時差をつけて食堂にやってきますので、みんなが食べている間に次のグループの分のスープを作る感じ。
こちらも最後に薬味のネギと煎りゴマを加えたら完成です。

 

 

 実食

 

 

 私は辛い方が好きなので、後で豆板醤をたっぷり入れて食べるつもりだったのですが、後入れ用で準備していた豆板醤はみんなのターンで使い果たしてしまっていました・・・
やっぱり「辛好き」のスタッフには物足りない感じだったかな。。。
でもそっちに合わせて作ると、「食べられない人」が出てきてしまうので仕方ありません。
 なので、とりあえず何も掛けずに一口。
とろみの感じも申し分なく、味的にも今までで一番の出来かも知れません。
ただやっぱりもう少し辛味が欲しかったので、私はラー油を掛けて頂きましたよ。

  
 続いてワンタンスープ。
これはこれですごくあっさりしていて、とっても美味しかったです。
具材丸被りについて少し心配していましたが、私的には全く気になりませんでした。
今までスープは「コンソメスープ」「中華スープ」「たまごスープ」などばかりでしたが、ワンタンスープも新たに定番サイドメニューの仲間入り決定ですね。

 

 

 みんなからは、
「とっても美味しかったです!」
「本当に全部手作りなんですか!?」
「ワンタンが美味しかったぁ!」
などなど、今回もたくさんの好評を頂きました。
 中でも
「初めて食べたけど、これ美味しいデスネ!!」
と、派遣社員のフィリピン籍のスタッフが言ってくれたのは嬉しかったですね。
そういえば、以前同じく派遣社員のボリビア籍のスタッフが、初めてランチの日に中華丼を食べて、
「社長!これメチャクチャ美味しいヨ!!なんて言う名前の料理デスカ!?」
なんて言ってくれた事があったっけ・・・
普段会話を交わす機会の少ないスタッフとも、こういう形でコミュニケーションが取れるのは、この「ランチの日」の良い所なのかもしれません。

 反省点があるとすれば、
「熱過ぎる!!」
という声がスタッフから上がっていたこと。
中華丼の時もそんな声が上がっていたので、結構前に火は止めていたり、気を付けていたつもりなんですけど・・・
こういった”とろみ”のあるメニューの時は、一層気を付けないといけませんね。。。
 あともう一つの反省点は、豆腐の形がだいぶ崩れてしまったことでしょうか。
豆腐の形崩れはある程度は仕方ないのかも知れませんが、下茹でするとか、何か一工夫してみるのも良いかも知れません。
また作る機会はあると思いますので、この反省を次回に活かしていきたいと思います。

 

 

 ということで、今回は6月の「ランチの日」の紹介でした。
まあ概ね上手くいったと思っています。
点数を付けるなら『95点』くらいかな。
毎回何かしらの反省点がありますので、100点満点はなかなか難しいですが、これからも頑張って続けていきたいと思います。

 
 実は来月のメニューは既に決まっています。
はい、4年前から、毎年7月はこのメニューなんです。
やっぱり暑い時は、冷たいものをツルっと食べたいじゃないですか・・・
もちろん名古屋式で、マヨネーズをたっぷりかけて食べるんですよ!
もう何だか分かりましたよね?
 また詳しくは、来月にこちらでご報告させて頂きます。
スタッフのみんなも楽しみにしていてね!