→→→矢印→→→

 

 

 今月もサッカーW杯最終予選の2試合がありました。
もちろん”サッカー大好きおじさん”を自認する私もしっかり観戦していましたよ。
無料放送してくれたDAZNさん、ありがとうございました!!

今回は2試合ともアウェーでしたので、厳しい部分もあるかと予想していたのですが、結果は11/15のインドネシア戦は4-0、11/19の中国戦は3-1と、見事な圧勝で連勝することが出来ました。
これで日本はグループCでダントツ1位。
2位に9ポイントの差(2位~6位は1ポイント差の大混戦)をつけており、最短で来年3月に行われるホームのバーレーン戦でワールドカップ出場が決まりそうな勢いです。
世界最速(欧州はまだ予選が始まってもいません・・・)、史上最速の本戦出場決定。
もうアジアでは敵無しの状態です。

ただ選手の中には、苦しんでいる選手もいるんです。
だって招集された全員が出場できるわけではありませんからね・・・
そういった意味で注目していた選手が、今回のインドネシア戦でゴールを決めていました。
ゴールの後にベンチの控えメンバーも大勢集まって自分のことのように一緒に喜んでいる姿は、すごく良いシーンだったと思います。
まさに「チーム一丸」といった雰囲気で、これが強さの一因でもあるんだろうな・・・と思わせる光景でした。。。

 

 

 プロフェッショナル

 

 

 その選手とは、右SB(この日は右WB)の菅原選手です。
プロ選手としての第一歩は名古屋グランパスでした。
2018年に名古屋グランパス史上最年少でプロ契約を結んだ若手選手です。
その後オランダ一部を経て、今年からプレミアリーグ(イングランド)に挑戦している期待のホープ。
早くからフル代表にも呼ばれている実力者であると同時に、その若さと明るいキャラクターでチーム1の愛され(弄られ)キャラであり、ムードメーカーなんだそうです。

それだけの選手ですので、代表でも右SBの地位を確立しつつあったんです。
ただこの最終予選に入り、チームが超攻撃的なシステム(3-4-2-1)に戦術変更してからは、代表には呼ばれていてもゲームに出場する機会は無くなってしまっていました。
SBとしての攻撃参加の質は決して悪いわけではないんですけどね・・・
でもWBとしては伊東選手や堂安選手がいますので、そこまでの攻撃力は期待できないと判断されていたのでしょう。。。

 

 厳しいですが、それが「プロ」の世界です。
もちろん本戦までこのシステムで行くとは考え難いですし、4バックに戻ればまた出場機会を得られるはず。
でもそこで”腐ってしまう”選手もいるんですよね・・・
だからそういう選手が出場して活躍してくれると、すごく嬉しくなってしまいます。

その菅原選手、試合後には次のようにコメントしていました。

「4-0の4点目ですけど、このチーム、この代表にかける思いは強かったし。本当に何が何でも結果を残してやろうって、今日だけじゃなくて毎日思っているし、それが結果につながってよかったですけど。今日みたいに結果が出る日もあれば、出ない日も必ずあると思うので。結果に一喜一憂せずに、今まで自分がやってきたことを積み重ねつつ、それ以上のことをやり続ける必要があるなと思います」

「僕自身も皆さんと同じで人間なので、全部が全部人生うまくいくわけではないので。もちろん、ああでもないこうでもないと言い訳をしたくなることもあるし、僕自身、誰かに言うわけではないけど思うこともあるけど、それを言っても僕のサッカー人生が変わるわけでもパフォーマンスが変わるわけでもないですし」

「自分に対して苛立ちというか、ほかの人に矢印を向けそうな時もありました。でもそこはしっかり自分自身に矢印を向けて、自分がやるべきことや何が必要なのか、もっといい選手になるためにどうなるべきなのか常に考えるべきだと思ったので、そういう難しい時期をどう過ごすかで先が見えてくると思います」

 

 素晴らしいコメントじゃないですか?
24歳という若さでこの思考に至れるのであれば、この先の「伸び代」は無限ですよ。
”言い訳したくなる時もあるけど、そこでしっかりと自分自身に矢印を向ける・・・”
この考え方はサッカー選手に限った話ではなく、多くの人に共通する「在るべき姿勢」なんだと思います。

このブログでも何度も書いていますが、「自責で考える」ことの大切さ。
これに尽きるんじゃないでしょうか・・・
自分を使わない監督を責めたところで何も変わりません。
だから自分に足りないものと向き合い、与えられた環境の中で努力し、限られたチャンスで結果を出す。
それでこそプロフェッショナルというものです。

そしてその職業を生業として、それでお金を貰うのであれば、対価となる金額やキャリア(年数)に関わらず全員がプロフェッショナルであるべきだと思います。
自分はこんなに出来るのに、上司が全然認めてくれない・・・
こんなに頑張っている私を評価してくれない会社が悪い・・・
残念ながら、そういう人いますよね。。。

でもそういう人は、その時点でもうプロフェッショナルではないんですよ。
上手くいかないことが「人のせい」ならば、上手くいったときは「誰のおかげ」とするのでしょうか。
そういう時だけ自分の成果とするのは矛盾しますよね。

常に自分にベクトルを向けることで、そのプロセスも含めた仕事の結果や自分自身に対して「誇り」を持てるようになるんです。
そしてその「誇り」のことを、「プロ意識」というんだと思います。

 

 

 自己評価

 

 

 なぜ他責思考に陥ってしまうのか・・・
私はその大きな要素の一つに「過剰な自己評価」があると考えます。
(俺はこんなに頑張っているのに・・・こんなに出来ているのに・・・)
という自己評価です。

「適正な自己評価」は必要ですよ。
それは過去を顧みて将来に活かすことに繋がりますし、何より自らを認めてやれなければ自分自身を信じて前進することが出来なくなってしまうからです。

 

 ただ絶対に忘れてはならないのは、結果やそこに至るプロセスを評価するのは、あくまでも「他者」であるということです。
つまりスポーツであればそれは監督やコーチ、仕事であれば上司が評価するもの。
それを自分軸でしてしまうこと自体が大きな誤りなんです。

なぜか・・・
まずそれはその努力とそれによって得られた結果に対する満足度に、双方で違いが生じ易いからです。
評価する側が求めているものを、評価される側が誤って認識している、或いは違う方向に努力していることはよくあることです。

どちらが悪いという話ではなく(どちらも悪いと思いますが)、そういう状況が「正当な評価が受けられない」と思われてしまう要因の一つとなるケースは少なくありません。
例えばより正確性や質を求められる仕事に対して、最短最速で仕上げた(しかも出来はイマイチ)ことを評価してくれと言われても、出来るはずがないんです。
自分がどうしたかより、相手がどうして欲しいのかが重要なのは、この例でも分かりますよね。

そしてそういう人に限って、自分が”努力したこと”に満足してしまうんです。
でもそれって所詮自己満足じゃないですか・・・
他の人の方がもっと努力していることだってあるかも知れないですし、もっと言えばプロとしての仕事(それでお金を貰う行為)である以上、「努力すること」は前提であり、むしろして当たり前のことです。

だから結果を見て、その後でそこに至る努力を評価するんです。
もちろん得られた成果が同じなら、何もせずにたまたま得られた成果よりも、しっかりと目標を持って努力して得られた成果の方が評価はされますよ。

だから努力したことに酔ってする、過剰な自己評価は危険なんです。
もしそういうギャップに苦しんでいる人がいるなら、一度立ち止まって自分が何を求められているのかを考え、そこに向けて正しく目標設定をした上で惜しみなく努力をしていけば良いんだと思いますよ。

 

 

 

 名前は出しませんが、実力は十分にあるのに絶対に代表に呼ばれない選手もいます。
自分の移籍の問題から勝手に練習をボイコットしたり、監督に対して「てめー何様だ!」みたいな口をきいたり・・・
サッカーファンの方は分かりますよね。。。
ストライカーにはある程度の自我は必要です。
でもサッカーはチームスポーツですし、あくまでも評価(選出)するのは監督ですからね。
非常にもったいないな・・・と思うんです。

先日もあるバスケットボール選手が、日本協会やコーチに対する批判を公然としていました。
いや、背景に何かあるのかも知れませんし、むやみに批判するつもりもありませんよ。
何か理不尽があれば、主張することは時に必要です。
ただやっぱり残念だな・・・なんて思ってしまうわけです。

なんか子供染みて見えてしまう部分があったんです。
自分の主張や価値観が絶対で、それと違うものを全否定してしまっているように見えますし、何より相手に対するリスペクトが感じられません。

プロなので、自分の道を自分で切り拓いていく姿勢、強さは必要だと思います。
でもその時その置かれた環境に於いて最善を尽くし、求められることに最大限応え、その上で他を圧倒するような結果を出すことも「プロ」の仕事です。
「アメリカ」という環境がそうさせてしまうのかな・・・

そういう意味でも、やっぱり大谷選手は別格ですね・・・
昨日も史上初の満票、両リーグ通して連続、DHとして初のMVPに選出されたと話題になっていました。
実績も凄いですが、何より彼のメンタリティからは学ぶものが多いと感じます。
畑は違いますが、私もより意識高く、強いプロ意識を持って仕事に取り組みたいと改めて思わされました。。。

 

 

 

 

 

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