リーダーの言葉

 

 

 サッカーW杯の最終予選、9月シリーズの2試合が終わりました。
結果は初戦が中国相手に7-0で圧勝!
続く2戦目もバーレーン相手に5-0で完勝!!
客観的に見ても「まあ、普通にやれば負けはしないよなぁ・・・」くらいに思っていましたが、予想以上の実力差がありましたね。。。

今回の代表活動では、昨シーズンで現役引退をし、そのまま所属クラブ(フランクフルト=ドイツ)でU-21のアシスタントコーチに就任していた長谷部氏がコーチとして参加していました。
私はこの長谷部氏の入閣も、今回の好成績に少なからず影響があったんじゃないかな・・・なんて思っています。

それまでのコーチ陣は、監督の森保氏も含めて海外でのコーチ経験は無く、選手としての海外でのプレー経験も殆どないんです(名波氏が1シーズンだけイタリアのクラブに行っていたはずですが、ほぼプレーしていなかったと記憶しています・・・)。
それもあってか、海外のトップクラブで活躍している今の選手たちに、現コーチ陣はやや遠慮があるんじゃないか・・・なんて言われていました。
アジアカップで負けた時なんか、公然と監督批判っぽいことを言う選手もいましたしね。

そこで今回の長谷部氏の入閣です。
突然でもあり、クラブの活動もあるはずですので少々驚きましたが、これは本当に素晴らしいことだと思いました。
ブンデスリーグ(ドイツリーグ)で17シーズン活躍し、リーグ戦やEL(ユーロリーグ)の優勝経験やCL(チャンピオンズリーグ)出場経験もあります。
日本代表でもキャプテンとして3度のW杯に出場し、キャプテンとして出場した代表戦の数は歴代1位というキャリアですからね。

選手たちも「間違いなくポジティブ」「存在感が大きい」と好意的に受け取っていたようです。
そりゃそうですよね・・・
実績も経験も十分過ぎるくらいありますから。
私としてはそのまま監督になって貰いたいと思ってしまいますが。。

 

 

 言葉の重さ

 

 

 歴代No1キャプテンのコーチ就任は、現コーチ陣に欠けていた「統率力」を補完するのに最善の一手だったんじゃないかと思うんです。
後輩には弄られたりするキャラでもあったりするみたいですが、長谷部氏は影日向の無い実直な性格、根っから真面目な人間性で、とても責任感の強い人物とのこと。
もちろんその「経験」を伝えるという役割もあるとは思いますが、彼の持つリーダーシップがチームの雰囲気をいい意味で変えてくれた部分はあると思います。

 

こういった長谷部氏の言葉は、ビジネスの世界にも通ずる部分は大いにあるし、多くの人の心に刺さるんじゃないでしょうか。
こういうリーダーの言葉って重みがあって納得感があるし、一つ一つがちゃんと腹落ちしますよね。

 

 

 今週、一部の管理職のメンバーと打ち合わせをしました。
話したのは今後の生産体制について等々・・・
生産の方がようやく落ち着いてきて、製造部門にもやや余力が生まれてきた現状を受けての話し合いです。
なんとなく緊張感が欠けている、緩んでいる様な雰囲気を私が感じたということもあります。
そんな状況だから、「今だからこそやるべきこと」を整理して共有する必要があると考えました。

そこで私は、指示の伝え方について一つ指摘をしました。
それは管理者の「言葉が軽い」ということです。
時々耳に入ってきていたんですよね・・・
「○○さん(上司)が言っているからそうして」
「○○さんがダメだって言ってるから止めて」
「会社でそうだと決められているから守って」
みたいな言い方。

それではきっと届かないんですよ・・・相手には。
だって逃げているじゃないですか、その人。
自らが負うべき責任を放棄して、人のせいにしていますよね。。。
「権限」と「責任」はセットです。
責任を負っているから、併せて権限も付与されています。
逆に言えば権限を振るうには、責任が伴わなければなりません。
だから、その責任を放棄した言葉は軽いんです。

「なぜそうしなければならないのか」
「なぜそうしてはいけないのか」
「何の為にそれが決められていて、守らなければどうなるのか」
それらを自分の責任の下、自分の言葉で伝えなければなりません。
それが出来なければ相手に届くはずないんですよ。
届かないから納得感も得られないし、腹落ちしていないから実行性や持続性に欠けるんです。

って私の言葉、届いているといいんだけど・・・

 

 

 不満・・・

 

 

 「お忙しい所すみません・・・」
その打ち合わせをした翌朝、あるスタッフが私の部屋にやってきました。
ただ午前中は私もバタついており、その後に来客の予定もあったりしたので、午後から改めて来て貰うことに・・・

「いや、ちょっと納得いかなくて・・・」
そのスタッフはちょっと困った様子で話し始めました。
内容は今後の生産体制について・・・
そう、前日に管理職のメンバーと打ち合わせした内容についてでした。。。

「そっか、それでどういう風に聞いているの?」
と私が聞くと
「とにかく会社方針だからって言われるもんだから・・・」
と答えるスタッフ。
(はぁ・・・)

 

 内容的には、大凡打ち合わせした通りにそのスタッフにも理解されています。
一応「なぜそうするのか」の説明もあったとのこと。
ただ、
「とにかく会社方針(社長の指示)だから」
と言うのが引っかかり、納得できなかったので私に話を聞きに来たそうです。

ええ、別に良いんですよ、私は。
「そうすべきだ」と私が言ったのは事実ですしね。
だから「なぜそうするのか」に加えて、
・現状抱えている生産上の課題
・それによって引き起こされ得る様々な問題
・今の状況と中期的な見通し
・問題解決の意義とその方法
・それによって得られるメリット
を意を尽くして説明しました。

本人は
「内容はよく理解できました」
「やっぱり社長と話さないと腹に落ちませんね(笑)」
そう言って仕事に戻っていきました。。。

 

私の考え方や、やろうとしていることが全て正しいなんて思っちゃいません。
やってみないと分からないことだってあるし、答えが出るまでに時間が掛かることだってありますからね。
でも「在るべき姿」は、私にはハッキリ見えているんです。
そしてそこには必ず到達できると信じているから、相応の熱量と覚悟を持ってもいます。
上手くいかなかったら全ての責めを負う覚悟・・・
それが「責任」だと思うんですよ。

上手く伝わっていなかったかな。。。
また折を見て、もう一度その管理者とも話をしてみようと思います。

 

 

 

 

 そうそう、話は戻って冒頭の長谷部氏、私の理解では「臨時コーチ」だと認識していますが、実際どうなんでしょうか?
10月シリーズも帯同してくれるんですかね?
次戦のサウジアラビアとオーストラリアは簡単な相手じゃないので、また来てくれるといいんですけど・・・

いやそれよりも、今私が声を大にして言いたいのは

「代表戦は全部地上波で放送してくれ!!」

ってこと!
もちろん放映権料の高騰もあるので、民放での無料放送が出来ないのは理解できます。
でも強制的に受信料取っていってるところあるじゃないですか!

「国営放送なら放送すべきだろ! NHK!!」

私、値上げになったタイミングで、DAZN解約しちゃってるんです(泣)
お願いですからなんとかしてください。。。
なんならその月だけ、ちょっとだけなら受信料上積みしてもらっても構いません・・・
どうか偉い人達、よろしくお願いします <(_ _)>