
上手くいかないことがあれば、直ちにその原因を追究して対策を講じなければなりません。
こういうことは「スピード」が一番大事だと私は考えます。
行き当たりばったりの対策では意味がありませんが、対策が遅れれば遅れる程、その傷口は広がっていってしまうからです。
7~8割の対策でもいいからスピード感を持って事を進め、あとは走りながら考える。
それぐらいで良いんだと思います。
「巧遅は拙速に如かず」というやつですね。
「巧遅」とは、出来は良いが遅いという意味。
「拙速」とは、出来は良くないが早いという意味。
つまり 、場合によっては時間を掛けてぐずぐずしているより、完璧でなくとも迅速に物事を進めるべきだということです。
先週行われた会議で出ていた宿題、なかなか回答が出てこなかったので、今週末に出席者を集めて再度打ち合わせをすることになりました。
実際には催促をした結果出てきた回答があるにはあるのですが、私的には「ゼロ回答」に近い内容でしたので、そこら辺を再度確認したかった・・・という感じです。
ストレッチゴール

時と場合にもよりますが、目標を立てるならある程度「野心的」「挑戦的」な目標であるべきです。
意図的に目標設定を高くし、頑張らなければ届かない所にゴールを置く。
そしてそのゴールに向かって組織が一丸となって邁進することで、チームを活性化させてパフォーマンスの向上を図る。
そうでなければ、それまで破れなかった殻など破ることなどできません。
「ストレッチゴール」というやつですね。
もちろんどう頑張っても届かない様な所をゴールにしては意味がありません。
それは反ってチームのモチベーションを低下させることにもなってしまいますから・・・
そうならない為には、チームとそのメンバーのパフォーマンス、そしてこなすべきタスクの質と量を出来るだけ正確に把握しておく必要があります。
それが出来ていないと、どこにゴールを置けばいいのか判断できませんよね。。。
今回私が「ゼロ回答」に近いと感じたのは、目標が「保守的過ぎる」と判断したからです。
改善できるのは良いことですが、期限の設定が長過ぎる・・・
ヤル気が無いとまでは言いませんが、なんか”保険を掛けている”という風に感じてしまいました。。。
そこでその回答に至った「根拠」を知りたく、再度打ち合わせをすることになった訳です。
話を聞くと、
「もちろんもっと早くやるつもりですけど・・・」
との回答。
であれば、やはり「最短でできる日」を目標の期日に設定すべきだと、私は思うんです。
それが趣味とか遊びなんかであれば良いんけど、これはそもそも仕事であるし、解決すべき問題があっての改善期日ですからね。。。
ただ話を聞いて、それよりも問題だと思たのが、責任者が解決に向けてやるべきタスクの量を把握できておらず、今目の前にあるものの事しか把握していなかった・・・ということです。
逆にそれでどうやってその期日を設定したのか・・・って話になっちゃうんですけどね。。。
それでは(当てずっぽうだったってこと?)と思われても仕方ありません。
立場や負うべき責任の範囲によって、見るべき視野の「長さ」と「広さ」は変わるものです。
特にその長さ、つまりどれだけ先まで見通しているか・・・ということが、ゴールの設定には不可欠なはずですから。。。
それが出来ておらず、端的に言えば上位職の立場の人間が一作業者と同じところに視野を置いて仕事をしているというのですから、これは大きな問題だと思えました。
そんな何カ月も先の話をしているわけではないので、出来ないものなのかな・・・
まあ相手(お客様)のある話ですので、突発的なイレギュラーは発生するものですけどね。
ただそんなのはその時々でアジャスト出来るレベルだと思います。
判断に必要な材料は与えられているはずですので、まずは可能なレベルで全体像を把握して、適切な期日の設定をして貰いたいと思います。
姿勢

何かを正す、変える様な時って、相応のエネルギーが必要になるものです。
今回はそれも不足しているように感じました。
それは事(問題)の大きさと、それが与える影響の範囲を理解できていないからなのか、その必要性を理解していないからなのかは分かりません。
ただそれが私には「諦めている」様に感じられたんです。
チームを引っ張る立場の人がそんな風では、改善なんて出来るはずもありません。
リーダーがそれでは、フォロワーが付いてくるわけありませんからね。
まず何よりも、責任者である立場の人間が「闘う姿勢」を見せなければならないんです。
本気でその問題と対峙して、解決する為にまずは自らが先頭に立ってファイティングポーズを取る。
それが出来なければ、どれだけ「やれ!」「やれ!」と言ったってチームは動きません。
どんなに困難な問題でも、それが必要なことであれば、リーダーは自らを奮い立たせて「姿勢」を示す必要があるんです。
たった一つの「やるべき理由」は、その他多くの「出来ない(やらない)理由」に勝ります。
そんなのはすべて「言い訳」に過ぎませんからね。
チームを引っ張る立場の人が、言い訳や逃げ口上ばかり口にしていたらどう思います?
そりゃあフォロワーのモチベーションもダダ下がりするし、みんな本気で”ヤル気”なんて起きないものですよ。。。
一人では解決の難しい問題でも、チームが一丸となって取り組めば、それまでできなかったことだって前進するはず。
だから「旗を振る人」は適切な目標(ゴール)をしっかりと見据えて、前に進まなければならないんです。
それがメンバーのベクトルを揃えることになるんですよ。
先頭に立つ人が下を向いていたのでは、チームは真っすぐにゴールに向かうことは出来ませんからね。。。
仕事なので、「問題」は常に付きまとうものです。
「これで完璧」なんてそうあるものじゃないですよね。
いつだって、どんなことでも「今よりも善くする」ことに終わりはないんですから・・・
そういう意味では、今回の件はどんなことにでも共通する事なんじゃないかと思っています。
正しい視野で適切なところにゴールを設定すること、責任者が先頭に立ってファイティングポーズを取ること。。。
私たちは「闘う集団」であるべきです。
それが強い組織、強い会社の土台となるのだから。
そしてそれは、延いては自分たちの為にもなるんです。
今、ちゃんと闘えていますか?
逃げ癖がついてしまうと、後で取り返しがつかなくなってしまいますよ。。。