再始動

 

 

 もうずいぶん前から「営業力の強化」は当社の課題でした。
それまでは、私自身がいわゆる「トップ営業」という形で新規開拓をしたり、営業っぽいことをやっていました。
でもそれでは限界があるんですよね・・・
『私のキャパシティ = 会社のキャパシティ』になってしまうんですよ。

そこで社内から抜擢したり新たに人材を採用したりと、何度か営業部門の立ち上げに挑戦してきましたが、なかなか上手くいきませんでした。
何もないところから新しいもの(部門)を立ち上げるのは、それはそれは難易度の高いことなんですよね。。。
私自身もどうしたものかと、試行錯誤の連続でした。

 そして3年前、製造スタッフの求人に応募してきてくれたのが、今の当社の営業担当であるH君です。
H君は前職が営業職だったことから、面接の時に
「どうしても製造がしたいのならそっちで選考はするけど、もしよかったらウチで営業やってみない?」
と聞いてみたのが始まりです。

「全然構わないですよ」
「新たに立ち上げる部門だから、最初はいろいろ大変だと思うけど・・・」
「自分自身営業の仕事が嫌いという訳じゃないので大丈夫です」
「そっか、じゃあ一緒に新しい形を作っていこう!」

 それから丸三年。
この1月からは管理職が一名加わり、営業部門は新しい体制となりました。
更なる営業力の強化を目指して、心機一転の再始動です!!

 

 

 お披露目

 

 

 新体制となった営業課。
最初の仕事は「同行営業」です。

年明けの挨拶回りでH君が各取引先にアポイントを取り、事前に日程を調整してくれています。
諸事情により工場長と新課長とH君、私と新課長とH君の2パターンでの同行営業が組まれ、今週から私も出陣してきました。

今週は4件のお客様を訪問させて頂きました。
最近では私が営業に出ることがほとんど無くなっていましたので、どこに行っても久しぶりに会う方ばかりです。
おかげで私が話す時間の内、そのほとんどが世間話や昔の思い出話・・・
本当は私が「営業のお手本」を示さなければならないのかも知れませんが、こればっかりは私のキャラクターですので仕方ないですよね。。。
私はそうやって少しずつ信頼関係を築いていくタイプなんです。

 

「二人とも全然しゃべらんじゃん・・・」(私)
「何言ってるんですか!上役連れての同行営業なら、下の者は口を出さないのが普通ですよ!!」(N課長)
「だよね?Rちゃん(H君)?」(N課長)
「そうですね。それが普通だと思いますよ」(H君)
「そうなんだ・・・でもなんかズルいなぁ・・・」(私)

私的には新課長のお披露目だし、H君がいつもどんな感じでやっているのか見てみたかったのですが、どうもそういう訳にはいかないみたい。。。
同行営業というのがそういうものなら、今後もずっと彼らが普段どう営業しているのか見ることは叶わなそうです。
残念だな・・・

 

 直近の業況はあまり芳しくありません。
受注量がちょっと落ち着いてきちゃっているんですよね・・・
こういう時こそ営業が存在感を発揮して、仕事を獲りに行かなければなりません。
社内的にも私個人的にも期待していますので、頑張って下さいね!

N課長は就任早々に「営業日報」の運用を始めたり、営業課共有の「ToDoリスト」を作ったりして、早速様々な施策を打ち出しています。
前職でも優秀な営業ウーマンとして名を馳せた人ですから、今のところ私なんかが口を挟むことはありません。
H君、そして事務方のKさんとも力を合わせて、強力に業務を推進していって欲しいと願っています。

 

 

 挑戦

 

 H君たちの頑張りもあって、既にいくつか引き合いを頂いている案件があります。
ただこれが、なかなかにチャレンジングな案件なんです。
あまり当社が扱っていない素材の溶接加工であったり、その取引先の他の担当者、誰に聞いても「あぁ・・・アレは止めておいた方がいいと思うよ・・・」と言われてしまう位に難易度の高い仕事だったり。。。

 ただ私、そういう話があると、なんだか燃えてきちゃうんですよね・・・
(やったら大変かもしれない・・・)と思わないわけではないんですが、それよりも何よりも(面白そう・・・)とか(やってみたいな・・・)なんて思う気持ちが勝ってしまいます。
製造のスタッフのみんなからすれば迷惑な話なのかも知れませんが。。。

 でもね、それってやり切っちゃえば私たちの「強み」にもなると思うんですよ。
競合他社が二の足を踏んじゃう仕事なら、尚更ですよね?
それに他の会社で出来て、私たちに出来ないなんて、面白くないじゃないですか。
だから私は「まずやってみようよ!」となってしまうんです。
これはもう私たちのアイデンティティなんですよね。

近々テストをやってみたり、お客様と詳細な打ち合わせをしたりする予定です。
業務が多忙を極めている局面では出来ないことですから、やるなら今しかありませんよね。
新年早々面白くなってきました。。。

 

 

 
 と、そんな感じでリスタートを切った営業部門。
今後の当社の成長の鍵となる、そして現在の当社の殻を破る起爆剤となる役割を期待しています。
敷かれたレールはありませんので、思い切っていろいろなことに挑戦していって下さい!

今までやっていなかった事、他社ではやっていない事、必要ならばなんでもやってみましょう。
私も、もちろん製造のスタッフもみんな、最大限のサポートをしていきます。
「チーム OKIICHI」なら、越えられない壁なんて有りはしないですからね!!