
7月29日の木曜日、毎月恒例の「ランチの日」を開催しました。
諸々の業務都合で、また今回も月末間近での開催となってしまいました。。。
8月も目前に迫り、毎日うだるような暑い日が続いています。
そんな中で先月から急激に業務量も増えてきて、当社のスタッフもちょっとお疲れ気味・・・
ここはみんなで美味しいランチを食べて、スタミナをつけて乗り切らなきゃいけません!!
土用の丑って?
気づけばランチの日の前日、7月28日は「土用の丑」の日だったそうですね。
みなさんウナギ食べましたか??
夏バテで体力の落ちた体にはうってつけですよね!
私も大好きです。
あのタレだけで、ご飯何杯でもイケてしまいます。
なんなら、あのウナギを焼いているウナギ屋さんの店先の『香り』だけでおかずになるレベル。
疲労回復に効果があるとされているビタミン群も豊富ですし、何よりこの時期になるとなんとなく「そろそろ食べとかなきゃ...」なんて気にもなっちゃいます。
「土用の丑」の日にウナギを食べる様になったのは、江戸時代にまで遡るんだそうです。
以前からウナギは「栄養価が高くて精力の付く食べ物」という認識はされていたそう。
でも、暑い夏の盛りの日に、こってりとタレの付いた脂っぽいウナギを食べるのは避けられていたんだとか。。
加えて本来ウナギに脂がのって美味しくなる”旬”の季節は冬であり、今の様に養殖が盛んになる前は、「夏のウナギは身が瘦せていて美味しくない」という理由で、夏はあまり食べられなかったとのこと。。。
当然ウナギ屋さんにしてみれば、そんなオフシーズンに商売なんか成り立ちません。
そこで近所のウナギ屋さんから相談を受けたのが、江戸中期の学者「平賀 源内」という人物。
あの「エレキテル」で有名な人ですね。
当時は「丑の日」に「う」の付くものを食べると良いという習慣があったそうです。
そこで相談を受けた源内は、ウナギ屋の店先に「本日は土用の丑の日」という張り紙を張り出させたところ、お客さんが殺到して商売大繁盛。。。
以降「土用の丑」=「ウナギ」と定着していった・・ということなんだそうです。
なんとも日本人らしい感じですね。。。
本題
ということで今月の「ランチの日」。
今月のメニューは・・・

「冷やし中華」でした!!!
えっ?なんですか?
毎年7月は「冷やし中華」ですけどなにか??
「ウナギちゃうんかっ!」ですって?
確かに私も多少頭をよぎったりはしたんですけどね...
だけど 予算ってものがあるでしょ 前日にみんな食べてるかもしれないじゃないですかっ!
いや、前日にウナギ食べた人、絶対何人かはいた筈です!!
カレーとかロコモコ(ハンバーグ)の時、
「あ、これ昨日の晩飯と同じだ...」
って言っていた人いましたよねっ!!
だからこれは、私なりの”配慮”だと思ってください。。。
それに「冷やし中華」だって、ウナギに負けないくらい美味しいんです!!!
ハム、トマト、もやし、きくらげ、キュウリ、錦糸卵・・・
エビまで入った具沢山の冷やし中華ですからね。
この日ばかりはダイエットのことも忘れて、マヨネーズもたっぷりかけて頂きましたよ。
こんな暑い日には、冷たくてさっぱりした冷やし中華はピッタリですよね。
前回のバターチキンカレーの時は、軽くレシピなんかも紹介させて頂きました。
(次からは調理中の写真も載せてみよう・・・)
なんて企んでいましたが、まあ「冷やし中華」ですからね。。。
そんなに特別なことはありませんので。
多少苦労したというか焦ったりしたのは、大量の麺を茹でる為のお湯を沸かすのに、かなり時間が掛かってしまった・・ということでしょうか。
46人前(おかわりする人の分も想定して)ですからね。。。
「もやしがシャキシャキで美味しかった!!」
「スープまで飲み干しちゃいましたっ!」
なんて、食べたスタッフからも大好評。
いつも”おかわり”しない人もおかわりしてくれていましたよ。
ある外国籍のスタッフは
「初めてコレ食べたけど、最高に美味しいネ!!」
と言っておかわりしてくれました。
美味しい食事は国境も簡単に超えてしまうものです。
もう3年半も続いている、月一恒例の社内イベント。
いつもみんなは、自宅からお弁当を持ってくるか、出勤時に注文できる(ICカード打刻時にタブレットから注文できる)仕出し弁当を頼むかのどちらかで昼食を取っています。
工場も2棟あり、それぞれの職場の食堂でランチタイム。
そんな状況を見た、当時入社半年ほどの総務スタッフが
「なんかそれぞれ別の会社みたいで寂しいですね。。。」
と言い出したことが、この「ランチの日」を始めたきっかけでした。
「継続は力なり」と言いますが、今ではこの「ランチの日」は当社を象徴するような社内イベントになっている気がします。
「仕事は一人でするものではない、チームでするものだ」ということを体現するような...
先日社内で「俺たちは『沖壱産業』という船に乗ったクルーなんだ・・・」という話をしました。
みんなが同じ想いを持って、より早く、より遠くまで行けたらいいな・・なんて思います。
私自身、その「舵を取る係」としてしっかりと針路を定め、その”到着地”までブレずに全力で進めていくつもりです。
そこに広がる景色がより素晴らしいものになるよう、一歩ずつ、頑張っていきたいと思います。